全国大会の興奮と緊張感が溢れる舞台、春高バレー。『ハイキュー!!』のファンにとって、全国大会での烏野高校の成績や他校との激戦は見逃せないエピソードです。椿原学園との初戦から始まり、強豪稲荷崎高校との死闘、そしてライバル音駒高校との「ゴミ捨て場の決戦」。準々決勝で激突した強豪・鴎台高校までの熱い試合の数々。全国大会での烏野高校の挑戦と成長を振り返りながら、彼らの努力と絆の物語を追体験しましょう。
ハイキュー!!全国大会の結果と成績
全国大会での烏野高校の成績まとめ
烏野高校は春高全国大会で準々決勝まで進出しましたが、惜しくも敗退しました。
対戦相手 | スコア | セットカウント | 結果 |
---|---|---|---|
椿原学園 (神奈川県) | 2-0 | 25-23, 25-23 | 勝利 |
稲荷崎高校 (兵庫県) | 2-1 | 27-25, 16-25, 32-30 | 勝利 |
音駒高校 (東京都) | 2-1 | 25-27, 26-24, 25-21 | 勝利 |
鴎台高校 (長野県) | 1-2 | 20-25, 25-22, 23-25 | 敗北 |
烏野高校は全国大会で素晴らしい戦いを見せ、多くのファンに感動を与えました。準々決勝での敗退という結果は、今後の彼らの成長と活躍を期待させるものでした。
烏野VS椿原
烏野高校は全国大会の初戦で椿原学園に対し、2セット連続で勝利を収めました。
1回戦は非常に接戦で、両チームともに強力なスパイクとブロックを展開しました。第1セットでは、烏野が25-23で勝利を収めました。第2セットも同様に激戦となり、再び25-23で烏野が勝利しました。
この試合では初の全国大会の舞台で慣れない会場の雰囲気に浮足立った烏野がミスを連発し苦戦します。そんな中、ディフェンスではリベロの西谷夕が数々の難しいボールを拾い、チームのピンチを何度も救いました。
初戦は2-0のストレート勝ち。この勝利は、烏野の全国デビュー戦での初勝利であり、今後の試合に向けての自信となりました。
烏野VS稲荷崎
烏野高校は全国大会の2回戦で、強豪・稲荷崎高校に対し、2セットを取って勝利を収めました。
稲荷崎高校は強力な選手層を誇り、特に双子の宮侑と宮治が注目されました。
試合は激しいシーソーゲームとなりました。第1セットでは、烏野が27-25で辛勝。第2セットは稲荷崎が25-16で巻き返しました。第3セットは緊迫した展開が続き、烏野が32-30で勝利を収めました。
この試合では、なんと今までレシーブが苦手だった日向翔陽がレシーブに覚醒したことがキーポイントとなりました。相手のサーブに苦しめられタイブレークにもつれ込む展開になりますが、チームの窮地を救ったのが日向のレシーブでした。
烏野高校は稲荷崎高校との接戦を制し、2-1で勝利しました。この試合の勝利は、烏野の各選手の成長によってもたらされました。
烏野VS音駒
烏野高校は全国大会の3回戦で、ライバル校である音駒高校との激戦を制し、フルセットの末に勝利を収めました。
音駒高校との試合は「ゴミ捨て場の決戦」として長年注目されていた対決です。
この試合は非常に緊迫したもので、両校ともに全力を尽くしました。
第1セットでは音駒が27-25で勝利しましたが、第2セットで烏野が26-24で巻き返し、初めて音駒からセットを取りました。第3セットも激しいラリーが続き、烏野が25-21で勝利を収めました。
この試合では、徹底マークされた日向翔陽が影山飛雄の機転によりそれを覆すさらなる覚醒を起こすことによって劣勢を跳ね返していきました。そして、最後は音駒のミスによってゲームセット。
烏野高校は音駒高校との死闘を制し、2-1で勝利しました。
この試合は、両校の長年のライバル関係とそれぞれの成長を示すものであり、ファンにとっても感動的な試合となりました。
烏野VS鴎台
烏野高校は準々決勝で、鴎台高校との激戦の末、敗北しました。
鴎台高校は全国トップクラスのブロックを誇り、ユース候補合宿参加者である「現・小さな巨人」星海光来を擁する強豪校です。
大会3日目の第2戦、この試合は烏野にとって厳しいものでした。第1セットでは鴎台の堅固なブロックに阻まれ、烏野は20-25でセットを落としました。第2セットでは、ミドルブロッカーの日向翔陽と月島蛍の位置を入れ替えた変則ローテーションが功を奏し、25-22でセットを取り返しました。最終第3セットは、両校が一進一退の攻防を繰り広げましたが、最終的に鴎台が23-25で勝利しました。
この試合では、星海光来の強力なスパイクとブロックが光り、鴎台の堅実なディフェンスも烏野を苦しめました。烏野側では、影山飛雄と日向翔陽のコンビネーションプレイが光り、鴎台を徐々に追い詰めていきます。しかし、前試合・音駒戦の死闘による消耗は烏野の選手たちを蝕んでおり、絶好調だった日向が倒れ、さらに月島も足がつってしまい万事休す。
烏野高校は鴎台高校との接戦の末、準々決勝で敗退しました。
この試合で烏野高校にとって夢だった春高全国大会の幕が下りたのでした。
その他出場校の主な試合結果一覧
その他の出場校も全国大会で激戦を繰り広げ、それぞれが印象的な試合結果を残しました。以下に主要な試合結果を示します。
対戦カード | 勝者 | セットカウント | スコア |
---|---|---|---|
音駒高校 vs 早流川工業高校 | 音駒高校 | 2-0 |
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梟谷学園高校 vs 狢坂高校 | 梟谷学園高校 | 2-1 |
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音駒VS早流川
音駒高校は全国大会の2回戦で早流川工業高校に対し、2セット連取のストレートで勝利を収めました。
音駒と早流川の試合は音駒の「頭脳」である孤爪研磨の卓越した戦術が光る試合でした。
大会2日目、この試合では、音駒の孤爪研磨が試合を巧みにコントロールし、チーム全体の連携を引き出しました。第1セットでは、音駒が25-23で接戦を制し、第2セットではさらに激しい戦いの末、32-30で勝利しました。
この試合では、狡猾な早流川による研磨潰しにより音駒が苦戦しますが、それよりもさらに狡猾だった研磨の頭脳プレーにより挽回。
音駒高校は早流川工業高校との接戦を制し、2-0で勝利しました。この試合は、音駒の戦術とチームワークの強さを示すものであり、その裏で熱戦を繰り広げていた烏野との運命の対決をファンに期待させるものとなりました。
梟谷学園VS狢坂
梟谷学園高校は狢坂高校に対し、激戦の末に2-1で勝利を収めました。
狢坂高校との試合は、全国三大エースの1人である桐生八がいる強豪校との対戦であり、特に梟谷のキャプテン木兎光太郎の活躍が光りました。
試合は非常に接戦となり、各セットが拮抗した内容でした。
この試合では、梟谷のセッター赤葦京治が試合のカギを握っていました。狢坂の作戦によって本来のプレーができない赤葦を絶好調の木兎が励ますことで、本来のプレーを取り戻していきます。第1セットは狢坂が25-23で勝利しましたが、第2セット以降は木兎光太郎のアタックが冴え、梟谷が2セット連続で勝利を収めました。特に第2セットと第3セットでは、木兎の活躍がチームに勢いを与え、赤葦の巧みなトス回しが効果的に機能しました。
烏野以外の出場校も全国大会でそれぞれの実力を発揮し、熾烈な試合を繰り広げました。各校の選手たちは、勝利や敗北を通じて成長し、次なる挑戦に向けて新たな目標を見つけました。春高全国大会編は、ファンにとっても感動的な場面が数多くありました。
全国大会で優勝した高校はどこ?
全国大会で優勝した高校は、一林高校です。
一林高校の優勝は、梟谷が決勝で敗退した場面で登場しており、その前後にはまったく登場しないため謎の高校となっています。
春高トーナメントの結果として、以下のような順位が示されました。
優勝: 一林高校
準優勝: 梟谷学園高校
ベスト4: 鴎台高校、犬伏東高校
鴎台高校は烏野高校を準々決勝で破り、梟谷学園高校は狢坂高校を破って準決勝に進出しました。その後、梟谷が犬伏東を破り、一林が鴎台を破ってそれぞれ決勝に進出。
最終的に、一林が全国大会の頂点に立ちました。
全国大会で優勝した一林高校は、作中に詳細が描かれていない謎の高校であり、またベスト4の犬伏東高校もメインでは扱われておらず、この結果にはファンも少なからずざわめきました。
ハイキュー!!の春高全国大会のその後ネタバレ
敗退後の烏野メンバーたち
ハイキュー!!は42巻にて春高全国大会編が終了すると、それから5年後に時は移ります。
烏野高校のメンバーたちは高校卒業後にそれぞれの道で新たな目標に向かって進んでいます。
日向翔陽:
ブラジルでビーチバレー選手として活動後、帰国してVリーグの選手に。
影山飛雄:
日本代表として国際大会に出場。プロバレーボール選手として活躍し、高い技術とリーダーシップを発揮。
月島蛍:
大学進学後もバレーボールを続け、Vリーグ2部の選手に。学業とスポーツを両立させながら成長。
田中龍之介:
スポーツインストラクターとして活動。高校時代のマネージャーであった清水潔子と結婚し、家庭を築く。
西谷夕:
バレーを辞め、世界を見聞する旅人に。
烏野高校のメンバーたちは、全国大会での敗退を糧にそれぞれの道で新たな挑戦を続けています。
日向2年生の全国大会の結果
日向翔陽が2年生の時、烏野高校は夏のインターハイ予選で伊達工業に敗れ、全国大会への出場を逃しました。しかし、春高バレーでは全国大会に出場し、本戦3回戦まで進出しましたが、稲荷崎高校に惜敗しました。
日向3年生の全国大会の結果
日向翔陽が3年生の時、烏野高校は春高バレーで全国大会に出場し、井闥山学院に準決勝で敗北したものの全国3位の成績を収めました。
なお、インターハイの結果については触れられていません。
Q&A
ハイキュー!!の春高戦は原作の何巻で読める?
『ハイキュー!!』の春高バレー戦は原作の第26巻から第42巻までで読むことができます。これらの巻を読むことで、烏野高校が全国大会で繰り広げる熱い戦いを楽しむことができます。
アニメ「ハイキュー!!」の春高戦は何話?
アニメ第4期「ハイキュー!! TO THE TOP」第9話から春高戦が始まります。ここから烏野高校の全国大会での熱い戦いが描かれています。
ハイキュー!!5期はいつ?アニメの続きは漫画の何巻から?
アニメ『ハイキュー!!』第5期の放送日程は未発表ですが、続編は劇場版2部作として公開予定です。アニメの続きは、漫画の第34巻から読むことができます。
アニメ第4期: 漫画第33巻までの内容
劇場版第1部: 「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」2024年2月16日公開
劇場版第2部: 公開予定(未発表)
まとめ
烏野高校は春高全国大会で準々決勝まで進出しましたが、惜しくも敗退しました。彼らは全国大会で素晴らしい戦いを見せ、多くのファンに感動を与えました。準々決勝での敗退という結果は、今後の彼らの成長と活躍を期待させるものでした。
烏野VS椿原: 2セット連続で勝利。スコアは25-23, 25-23。西谷夕のディフェンスが光りました。
烏野VS稲荷崎: 2-1で勝利。スコアは27-25, 16-25, 32-30。日向翔陽のレシーブが勝利の鍵となりました。
烏野VS音駒: 2-1で勝利。スコアは25-27, 26-24, 25-21。影山飛雄と日向翔陽のコンビネーションが決め手となりました。
烏野VS鴎台: 1-2で敗北。スコアは20-25, 25-22, 23-25。鴎台の星海光来の強力なスパイクとブロックに苦戦しました。
烏野高校の春高全国大会での戦いは多くのファンを魅了し感動させました。
その感動をまだ味わっていない方は、ぜひ原作を読まれることをおすすめします。